写真は、そこにいなければ写らない。それは確かなことなんだけど、写真を撮るためにそこに行き、たかだかカメラを構えてシャッターを押しただけなのに、撮ることやら撮った写真に理屈をくっつけたがる。それが、写真の見方、読み方をもっともらしくさせる。(『ズレたシャッターチャンス』丹野清志 )


『初冬の島へ』

瀬戸内に住む人間としてなのか、カメラを趣味とする人間の性なのか、年に何度もそこへ訪れる。 にもかかわらず、悲しいくらいに島に親しむこともなく、ただシャッターを切っている。

コロナ禍一色の今年も終わろうとしているが、果たして何を撮ろうとしていたのか、見直してもよくわからない。

瀬戸の海風に冬が混じり始めている。その風に冷たくなったカメラもまた私には親しまない。

2021.1 コバヤカワ


『 編集後記 』

のぶながさん半年間表紙の写真を有難う御座いました。今月から半年間をコバヤカワさんにお願いしました。楽しみです。

去年一年間は世界はコロナとの戦いに明け暮れた。残念ながら決して勝利しているとは言えない。但し、光画館のみんなさんがご無事なのは何よりです。とことん生き残りましょう。生き残った者が勝ちです。

2021.1 管理人