写真は、そこにいなければ写らない。それは確かなことなんだけど、写真を撮るためにそこに行き、たかだかカメラを構えてシャッターを押しただけなのに、撮ることやら撮った写真に理屈をくっつけたがる。それが、写真の見方、読み方をもっともらしくさせる。(『ズレたシャッターチャンス』丹野清志 )


『 風雲月露『まっしろな風景』 』

祭りだからよいだろと、カメラを向けてもダメ、車もナンバーが写るからダメ、家屋も今は犯罪が多いから撮っていると不審者同様の扱いである。人物が全く撮れなくなった、面白くないまっしろな風景。

2024.12 のぶなが