写真は、そこにいなければ写らない。それは確かなことなんだけど、写真を撮るためにそこに行き、たかだかカメラを構えてシャッターを押しただけなのに、撮ることやら撮った写真に理屈をくっつけたがる。それが、写真の見方、読み方をもっともらしくさせる。(『ズレたシャッターチャンス』丹野清志 )


『春が進んで』

梅、桜の爛漫が終わり、新緑にはまだ少し間があるこの時期、華やかさは少し落ち着いた感があるが、足元をよく見ると、確実に春が進んでいて、気分は少し明るくなって温んだ風が心地よい。初夏に向かうこの季節を味わいながら周辺を歩いてみた。

2022.5 新海裕幸