写真は、そこにいなければ写らない。それは確かなことなんだけど、写真を撮るためにそこに行き、たかだかカメラを構えてシャッターを押しただけなのに、撮ることやら撮った写真に理屈をくっつけたがる。それが、写真の見方、読み方をもっともらしくさせる。(『ズレたシャッターチャンス』丹野清志 )


『初冬の彩り』

本格的な冬が近づいた初冬のころ、よく見ると野にはゆく秋を惜しむかのように様々な彩りを見つけることができます。ちょっと感傷的になりながら、そんな秋の名残をスケッチしてみました。これからしばらくは彩度の低い風景が展開することになりますが、また春がきたときの色彩爆発を楽しみにモノクロームな冬の世界を味わって過ごしたいと思っています。

2022.1 新海裕幸