写真は、そこにいなければ写らない。それは確かなことなんだけど、写真を撮るためにそこに行き、たかだかカメラを構えてシャッターを押しただけなのに、撮ることやら撮った写真に理屈をくっつけたがる。それが、写真の見方、読み方をもっともらしくさせる。(『ズレたシャッターチャンス』丹野清志 )


『 風雲月露『浪費家』 』

『先人、主となる』と言う諺があるが頭の先から中に固定した考えがその人の考えを支配してしまう事を戒めている言葉である。

『予定調和』・・・写真で時々、聞く言葉である。写真は思い出でシャッターを切る場合が多い。新しい空間を撮っているつもりであるが、それは過去の思い出をなぞっていることが多い。

2024.7 のぶなが